北海道
おまけ話なぞ。
旅に出る前、経路を確認しておこうと、ぐぐるまっぷ検索してました。
しかし、目的の茂世丑神社が特定できない。
(神社庁で住所は分かるが、番地のため地図に載っておらず)
こういう時に頼りになるのが個人の旅行記。
地図のあるブログを拝見して一安心。
…のはずだった。
写真を見て、アレ(=_=;)?
神社庁紹介と、石段の有無と灯籠の位置が違う。
神社名も『茂世丑備後神社』。
「茂世丑神社」は石川県高瀬神社の勧請のはず。
どう考えても備後ではない。
頑張ってみたものの、どうしても場所が特定できず、諦めて観光協会にお問い合わせ。
すると、実に詳細な案内つきのお返事が!
案の定、茂世丑神社と茂世丑備後神社は別物。
でも近い位置にありました。
「今は廃墟のようになってます…」
という追加情報まで。
(ガッカリすると思われたのでしょう)
大丈夫、射楯様の神社、大半そうだから!←(こら)
確かに覆屋は痛んでいたけれど、中は綺麗にお祀りされておりました。
ご説明がなかったら、辿りつけませんでした。
ご担当者様、本当に感謝です。
行ってきました。
土日一泊、岩見沢周遊。
交通手段、ほぼ徒歩ですが何か!(゜∀゜)
途中、降られたり、転んだり、
牛さんに追われたり、凍死しかけたりしたけれど、無事目標達成。
北海道の射楯兄貴の神社、3社のうち、2社制覇です (^o^)丿
この日の経路
A(赤) 栗沢駅 → 砺波神社 → 栗部神社 → 下志文神社 → 志文神社
志文駅→電車→栗沢駅
B (緑) 栗沢駅 → 茂世丑備後神社 → 茂世丑神社 → 上幌神社
本当は資料館や図書館にも寄りたかったのですが、
ぐぐるまっぷの時間予測ですでに六時間(笑)超えていたので残念ながら省略。
まだ行ってないところも多いので、次回こそは。
Aの間は、小雨強風。
私の天気運もとうとう尽きたかと思いましたが、
Bでは曇りほぼ無風と、本領発揮。
今考えると、Aの方はやめとけと止められていたのだろうか。
膝下のロープだけで出ていかないのか、牛さんたち、えらいなー。
一頭と目があったので手を振ると、みんなして、なんだなんだと走って寄ってきた。
通り過ぎるまで、ずっとついてきてました。
北海道の牛さん、なつこい。
車の通りは多いところだけど、人が歩いてるのが相当珍しかったんだろうか。
ほんとにたどり着けた……。
人間やればできるものだ。
今回、何故か『酒持ってこーい』と要求された気がして、梅酒の小瓶を持参してました。
お供えのお酒は形だけにして、残りは持ち帰り。
この日、気温は10度切ってました。
寒さに強い私も、20度に慣れ始めていたので厳しい。
バス待ちでがたがた凍えている時に、思い出して梅酒を一口。
(普段はアルコール飲まない)
温まりました。本気で助かった。
…これ、私の救助用だったんか Σ(´∀`;)
ホテル着、シャワー浴びて一息ついたら、いきなり立てなくなりました。
やはり運動不足にはかなり無茶な行程だったようです。
歩数計確認したら、五万歩、30キロとか(笑)
一泊では何もできないかな、と思ってましたが、なかなかどうして。
あと1日あったらもっと無理しただろうから、私には丁度いいかも。
岩見沢は大変良いところでしたが…。
自販機には暖かいのも入れていただけると嬉しいです。・゜・(ノ∀`)・゜・。
100均の白いフード付きレインコートを着て、
普通は人が歩かないようなところを歩き回っていたので、
巨大な歩くテルテルボウズの伝説ができたら、私のせいかもしれません。
北海道岩見沢市栗沢町茂世丑
ご祭神
大己貴神(おおなむちのかみ)
天活玉神(あめのいくたまのかみ)
五十猛神(いそたけるのかみ)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
茂世丑備後神社から北へさらに1.5キロ
『30号線を岩見沢市内方面へ。
左手に石岡ファーム(深緑の小さな看板が出ています)が見えます。
そこを過ぎた直ぐに、車一台が通れるくらいの細い砂利道がありますので、
そこを左折(フルーツパーク谷という小さな看板が目印)。
正面右に茂世丑神社が見えてきます。』
鳥居、あった!
この距離でどうやって気づいたんだろう、私。(気合ってすごい)
鳥居が見えた……!
ことよりも
交通標識がなかなかのインパクト(-o-;)
『廃墟のようになっておりました』
のお言葉通り、かなりの痛み具合。
でも覆屋が古びている神社はそう珍しくないから驚かない。
中は……予想よりも綺麗に祀られていました。
素晴らしい(^-^)
例祭日にもう一度行ってみたいです。