鳥も色々おりまして。
※ふくろう、すずめ、追記しました。
 

神社で見かける鳥類は、
鶏(にわとり)
烏(からす)
鳩(はと)
雉(きじ)
鷲(わし)
鳶(とび)
鴛(おしどり)
雷鳥(らいちょう)
鷽(うそ)
木菟(みみづく)
鷹(たか)
鷺(さぎ)
鶴(つる)
白鳥(しらとり)
梟(ふくろう)
雀(すずめ)

おまけ 
海猫(うみねこ)

ざっとこんなもんでしょうか。
日本武尊の死後、墓から八尋白智鳥(ヤヒロシロチドリ・大きな白い鳥)が飛び立ったという伝説から、
白鷺や白鷲を神使とする神社は多いです。

ただ、お近くの神社に居るか、さらに像があるかは別問題。
「神使 鳥 地域名」で検索すれば、
参拝された方が写真を残しているので、お好みのところを選んでみるのも面白いかも。

以下、心当たりの神社とご祭神を紹介。
(鳳凰を入れてしまうときりがないので今回はパス)
住所は、google mapにリンクしています。

〓 鶏(にわとり) 〓
天照様を天岩戸から引っ張り出す時に使った長鳴鳥。

伊勢神宮 皇大神宮(内宮)
〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1
公式サイトリンク
<天照大神>
うっかり引っ張り出された天照大御神様が可愛い。
尾長鶏の元となった種類の小国(しょうこく)鶏が、参集殿近くに放し飼い。
逢えればラッキーです。

白髭神社

〒997-0856 山形県鶴岡市山田境興屋35
<猿田彦命(さるたひこのみこと)>
<天宇受売命(あめのうずめのみこと)

白髭神社は猿田毘古命の神社ですが、
奥さんの天宇受売命(踊った方)つながりで鶏がいることが。
参道に鶏の像。

鷲宮神社

〒328-0111 栃木県栃木市都賀町家中451−2
<天日鷲命(あめのひわしのみこと)>
拝殿前の灯篭(弘化4年、1847年)に雌雄鶏の像。
手水舎の鶏から水。
鶏の陶器に入ったおみくじ。

石上神宮(いそのかみじんぐう)
〒632-0014 奈良県天理市布留町384
公式サイトリンク
<石上大神(いそのかみのおおかみ)>
(石上坐布都御魂(いそのかみにますふつのみたま)
しあわせとりお守り。
境内で長鳴鶏の一種の東天紅や、烏骨鶏などが飼われている。

鬪鷄神社(闘鶏神社)(とうけいじんじゃ)
〒646-0031 和歌山県田辺市湊655
<伊邪那美命>
熊野別当湛増が源氏と平氏のどちらに援軍を送るか決める際に、
紅白の鶏を闘わせたという伝説があり。
陶器の鶏みくじがある。
闘鶏まんじゅうもお見逃しなく。

〓 烏(からす) 〓

ご案内の八咫烏。
サッカーでおなじみになりました。
ご神紋、お守りなど境内で探してみましょう。

熊野本宮

〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
公式サイトリンク
ブログ内記事リンク
<神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)>(神武天皇)

自由が丘熊野神社

〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目24−12
公式サイトリンク
ブログ内記事リンク
<速玉之男尊・伊弉冉尊・泉津事解之男尊>
お守り袋入れは八咫烏。

 
 
弓弦羽神社
〒658-0048 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目9−27
公式サイトリンク
<伊邪冉命>
カラスの形の張り子に、願い事を記した紙を入れて奉納する授与品
「ゆづ丸」くんがある。

上賀茂神社
〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
公式サイトリンク
鴨みくじ! …ではなくて、八咫みくじがある。

〓 鳩(はと) 〓
鶴岡八幡神社

〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−31
<誉田別命(ほんだわけのみこと)>(応神天皇)
鎌倉と言えば鳩サブレ!
扁額の八の字は鳩で表されています。 

石清水八幡宮
〒614-8005 京都府八幡市八幡高坊30
公式サイトリンク
<誉田別命(ほんだわけのみこと)>(応神天皇)
可愛い鳩みくじ。

三宅八幡宮
〒606-0035 京都府京都市左京区上高野三宅町22
公式サイトリンク
鳩守り、鳩みくじがある。

〓 雉(きじ) 〓
大谷場氷川神社
〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町1丁目9−1
<素盞嗚尊>
狛犬の代わりに狛雉。
 
〓 鷲(わし) 〓
鷲神社(おおとりじんじゃ)系
主祭神は
<日本武尊(やまとたけるのみこと)>
<天日鷲命(あめのひわしのみこと)>
<天穂日命(あめのほひのみこと)>
であることが多いです。

鷲神社(おおとりじんじゃ)
〒111-0031 東京台東区千束3丁目18−7
公式サイトリンク
<天日鷲命(あめのひわしのみこと)>
浅草のおとりさま。
名物酉の市(11月酉の日)が有名。

大鳥神社
(おおとりじんじゃ)
〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目1−2
<日本武尊(やまとたけるのみこと)>
目黒総鎮守。平成18年に鎮座1200年を迎え大祭が行われた。
浅草と並ぶ酉の市。
神紋が鷲。

鷲神社(わしじんじゃ)
〒306-0122 茨城県古河市上和田804
<天穂日命(あめのほひのみこと)>
境内に一対の鷲像。

鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)
340-0217 埼玉県久喜市鷲宮1-6-1
公式サイトリンク
<天穂日命(あめのほひのみこと)>
おとりさまの本社として、十二月初酉の日に大酉祭がある。
アニメブームを先取りし、すっかり不動の人気を得た神社。
全国の絵師さんの力作奉納絵馬がすごすぎる。
境内に雉舎があったはず。

我孫子鷲神社(あびこおおとりじんじゃ)

〒270-1163 千葉県我孫子市久寺家362
<天日鷲命(あめのひわしのみこと)>
社殿前に白鷲の像
これは是非実物を見たいです。美しい。

金刀比羅大鷲神社
〒232-0021 神奈川県横浜市南区真金町1丁目3
ブログ内記事リンク
<日本武尊(やまとたけるのみこと)>
<手力雄命(たぢからおのみこと)>
<天之鳥船命(あめのとりふねのみこと)>

東京駅
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目
神社ではないですがおまけ。
南北ドームの天井に、稲穂を持つ鷲の像。
これも美しい。

〓 鳶(とび) 〓
大豊神社

〓 鴛(おしどり) 〓
下新川神社 (しもにいかわじんじゃ)
〒524-0215 滋賀県守山市幸津川町1356
<豊城入彦命(とよきいりびこのみこと)>
神使が鴛鴦。絵馬などに。
 
〓 雷鳥(らいちょう) 〓
〒338-0837 埼玉県さいたま市桜区田島3-28-30
御嶽神社(おんたけじんじゃ)
<天神雷鳥大神>
参道に像。お姿は鶴っぽい。 

〓 鷽(うそ) 〓
亀戸天神社(かめいどてんじんじゃ)
〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目6−1
<菅原道真公>
「うそ替え神事(1月)」の鷽(ウソ)。

〓 木菟(みみづく) 〓
射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)
<射楯大神(いたてのおおかみ)(五十猛命)>
御神橋の四隅に木菟(ミミズク)。

〓 鷹(たか)〓 
隼鷹神社(はやたかじんじゃ)
〒838-0105 福岡県小郡市横隈164−1
<高御産巣日神(たかみむすびのかみ)>
神霊を祭った際に、鷹の姿で松の木に飛来された。

〓 鷺(さぎ) 〓
白鷺神社
〒329-0618 栃木県河内郡上三川町しらさぎ1丁目41−6
<日本武尊(やまとたけるのみこと)>
平和の剣と白鷺の像。

〓 鶴(つる) 〓
伊和神社
〒671-4133 兵庫県宍粟市一宮町須行名407
<大己貴命(おおなむちのみこと)>
乙女の像そばに鶴の像。

物部神社
〒694-0011 島根県大田市川合町川合1545
<宇摩志麻遲命(うましまじのみこと)>
参道に鶴の像。

鶴見神社
〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目14−1
ブログ内記事リンク
<五十猛命(いそたけるのみこと)>
鶴の像はありませんが、ご神紋が点目の鶴(この記事のトップ)。

〓 白鳥(しらとり) 〓
白鳥神社
 
<日本武尊(やまとたけるのみこと)>

〓 梟(ふくろう) 〓
ふくろうを不苦労にかけているところも多いです。

鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ
公式サイトリンク
<天日鷲命(あめのひわしのみこと)>
一度見たら忘れない、日本一の大フクロウ。
あまりの大きさに「ふくろう大仏」と呼ばれているとか。

池袋御嶽神社(いけぶくろみたけじんじゃ)
〒171-0014 東京都豊島区池袋3丁目51
公式サイトリンク
<倭建命>
<神武天皇>
<武甕槌命>
池袋、いけふくろ、いけふくろう…。
ふくろう守りがあります。
帰りにはフクロウカフェに立ち寄ってみては。

〓 雀(すずめ) 〓

雀神社(すずめじんじゃ)
〒306-0031 茨城県古河市宮前町4−52
古河市公式サイトリンク
<大己貴命(おおなむちのみこと)>
<少彦名命(すくなびこなのみこと)>
<事代主命(ことしろぬしのみこと)>
雀お守り。
昔、このあたりが雀ガ原と呼ばれていたからとも、
「国しずめ」がなまったからとも。

〓 海猫(うみねこ) 〓
蕪嶋神社
〒031-0841 青森県八戸市大字鮫町字鮫56−2
<蕪嶋大明神本地辨財天>
平成27年の火事により本殿は焼失しておりますが、
仮社務所あり。
ウミネコのブロンズ像。

他にもたっくさんあると思いますので、素敵な神使がおられましたら、
是非教えてくださいませ。